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コラム

2023.04.27

はやまんオンライン講座

【コインの歴史ロマンを気軽に学べる!はやまんオンライン講座③】

本日は今は無き国チェコスロバキアの金貨についてお話ししていきます。


『1979年 チェコスロバキア カール4世 没後600年記念 1ダカット金貨』

■チェコスロバキアとは
もう今は存在しない国としておなじみだと思います。
1918年中央ヨーロッパで成立した連邦国家であり、
1993年にはチェコ人とスロバキア人の対立が生じ分裂しました。
その期間、たった75年間のみこの世に存在した国です。

■チェコスロバキアのコイン
投資家やコレクターから愛されてやまない数多くのコインを発行しました。
芸術性に優れたデザインが特徴で、
世界一美しいコインと呼ばれることも多いダカット金貨が有名です。

■ダカット(Ducat)とは
ダカットは、中世後期から20世紀の後半頃までヨーロッパで使用された硬貨です。
同時期を通じて、多様な金属で作られた様々なダカットが存在しました。
この硬貨が初めて発行されたのは、シチリア王ルッジェーロ2世統治下のプッリャ公国(公爵領)であったと考えられています。

「ダカット」という単語は中世ラテン語の”ducatus”(「公爵の」や「公爵領の」、又は「公爵の硬貨」の意。)が語源と言われています。

■カール4世とは
チェコスロバキアの歴史的な人物で、神聖ローマ皇帝であるカール4世は、
中世ヨーロッパにおいて文化や建築、教育などの発展に貢献し、今日でも彼の遺産が残されています。
在位中,本拠地ベーメンの経済・文化を高め,
1348年には帝国内最初の大学としてプラハ大学を設立。
プラハ大学はパリ大学に次ぐ学問の中心となりました。

人々から愛され、神聖ローマ帝国を復興させた功績が評価されており、
その死から600年を経て記念に発行されたのがこちらのコインです。

■デザイン
表面のカール4世がなんとも言えない味を出しているこちらのコインは、
19世紀に流行したネオバロック様式のデザインを採用しており、
豪華絢爛な装飾が施されています。

■希少性
NGC社鑑定枚数57枚
鑑定枚数からもその希少性が伺えます。

■状態
NGC社第三位鑑定品として
すばらしい状態を保持しています。

■市場性
入荷するたびに即完売するという人気の高さからもその市場性を裏付けることができるでしょう。
美しさと芸術性を兼ね備えたチェコスロバキアのダカット金貨は、
世界中の投資家やコレクターが求める人気の1枚です。

■特記事項
何と言っても他のダカット金貨に比べ、
その希少性にも関わらず大変お求めやすい価格だったことが多くのお申し込みをいただいた理由だと思います。

今回もご案内後数分でご成約となりましたので、
いつもタッチの差でお譲りできない皆様には本当に申し訳なく思います。

加えてチェコスロバキアのダカット金貨は純金でできているので、
投資的観点からも多くの方を魅了するコインです👍

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