【コインの歴史ロマンを気軽に学べる！はやまんオンライン講座①】

先日3/22に入荷案内をしたコインの歴史について、少しお話させてください！

『1422年〜30年 イギリス ヘンリー6世 ノーブル金貨 』

■発行の歴史
彫金師がハンマーで打って制作された金貨で、
ハンマー金貨とも呼ばれ、「ランカスター朝」最後のイングランド王が描かれたコインです。

■ヘンリー6世とは
ランカスター朝最後のイングランド王ヘンリー6世を一言で表すなら、
「宗教的・平和主義的な王」

ヘンリー4世が創始した「ランカスター朝」は、
ヘンリー5世の時代には百年戦争で華々しい戦果を得たものの、
ヘンリー6世の時代にそれら全てを失いました。

しかし見方を変えれば、長かった戦争に終止符を打つ勇気ある決断をしたとも言えます。

彼の治世は政治的には不安定で、
内戦によって彼自身や彼の家族も悲惨な目に遭いましたが、
平和や慈善事業に尽力し、聖人として崇拝されるほどの信仰心があったため人々から愛されました。

学術や芸術にも関心を持ちウィンチェスター学院の設立や、
国王職の権限縮小による議会の発展、
そして、彼はフランス王冠継承問題に関するパリ条約を締結し、
フランスとの戦争を終結させたことも忘れることのできない功績です。

■魅力的なデザイン
そんなヘンリー6世が描かれたノーブル金貨は、
その治世を象徴する通貨であり、
美しく精巧な彫刻とデザインが施され、歴史的価値が高く、コレクターアイテムとしても多大なる魅力を持っています。

■希少性について
金が不足していたため鋳造された数自体も少なく、
NGC社の鑑定枚数も88枚。
希少性も抜群です！

中でも！ご紹介させていただいた1枚は未使用（MS64）品。
600年前のコインとしては卓越した状態の良さも特徴でした。

■コインの魅力/価値
価格帯も高額の部類に入ってくるゾーンのコインとなりますが、もしチャンスが巡って来たのなら、コレクションに加えるべき逸品ですね。
実物を見た時の打刻のら美しさと繊細さは圧巻です！

こちらのノーブル金貨も、

ご案内後、60分以内に購入相談のお申し込みをいただき、24時間以内に成約がきまりました👍

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