COLUMN
コラム

2023.04.27

はやまんオンライン講座

【コインの歴史ロマンを気軽に学べる!はやまんオンライン講座②】

先日4/11に入荷案内をしたコインの歴史について少しお話させて下さい!


『1688年 神聖ローマ帝国 ドイツ ニュルンベルク 市庁舎 都市景観 ターラー銀貨 ミレニアコレクション』

■希少性について
NGC社鑑定枚数たった2枚。
都市景観コインを専門にコレクションするコレクターの存在も広く知られていますが、
そのハイレベルコレクターもその殆どが保有することが叶わなかった希少性を誇ります。

■状態について
”NGC社最高鑑定品+ミレニアコレクション”
NGC社より与えられた「ミレニアコレクション」は、
NGCが評価したコインのうち、特に美しく保存状態の良い、
高品質なコインに与えられる称号のひとつです。

■市場性について
都市経験専門のコレクターはもちろん。
それ以外のコレクターや投資家からの人気も非常に高いです。

状態のいいコインは一度保有したらその殆どが再び市場に出回らないという特徴があります。

非常に洗練された都市景観のデザインは素晴らしく、
手放しづらいコインの代表とも言えるのでは無いでしょうか。

■発行の歴史
17世紀後半から18世紀にかけて、
今のドイツやスイスを中心に都市の景観を描いた美しいコインが発行されました。
後世『都市景観コイン』として人気を博すこの図柄は、
市民の誇りや自己主張を示すために選ばれたとも言われています。

また、このコインに描かれた当時のニュルンベルクは重要な商業都市であり、
市庁舎はその中心的な建物であったため、
それをデザインすることで商業的な意味合いも含まれていると考えられます。

■当時のニュルンベルク
ニュルンベルクは、ドイツ連邦共和国南部に位置し、バイエルン州のミッテルフランケン行政管区に属する郡独立市です。

中世から続く伝統ある、ドイツ史にとって極めて重要な都市。神聖ローマ帝国の帝国会議が最も多く開かれ、歴代の神聖ローマ皇帝が居住・滞在したニュルンベルク城を有し、神聖ローマ皇帝の正当性を証する帝国宝物(「帝国権標」、「戴冠式装束」、「帝国聖遺物」)が保管されています。

「帝国の宝石箱」「帝国都市」と呼ばれるほど文化・芸術をリードする存在となりました。

■ニュルンベルグの歴史
三十年戦争(主にドイツ”神聖ローマ帝国”を舞台として1618年から1648年にかけて戦われた宗教的・政治的諸戦争の総称)の時代、ニュルンベルク周辺の地域は長年続いた陣地戦の戦場となっていました。ニュルンベルク自体が征服されることはなかったものの、周辺地域の荒廃により交易が廃れ、経済的に次第に衰弱していきました。戦後は1649年にニュルンベルクで「平和の宴」が催され、敵対していた両陣営がともに何日も祝宴を行い、平和の祝賀ムードを確かめ合っています。

1700年前後に活躍したバロック期の音楽家ヨハン・パッヘルベルはこの街の出身で、晩年にこの街のゼーバルドゥス教会にオルガン奏者として戻り、そこで没しています。

■コインの魅力/価値
ドイツの都市景観コインは、美しいデザインやユニークな歴史的価値を持つことが魅力のコインです。
中でも、ニュルンベルクは中世以来の歴史的な街であり、多くの人々に愛される観光地でもあります。

ニュルンベルクの市庁舎を描いたこのターラー銀貨はその17世紀末のドイツの歴史を反映しており、
そのため、このコインは歴史と美しさを同時に楽しむことができるという魅力があります。さらにコレクションに加えることで、世界中のコインコレクターから注目を集めることができるかもしれません。

市場に出た際にはあっという間に買い手がつくコインとしても知られており、
今回の様な、
”最高鑑定品×大型銀貨×鑑定枚数たった2枚”
ともなると多くのコレクターが手を上げる市場性を有しています。

今回の都市景観コインも、
案内後わずか数分でご購入のお申し込みをいただきました。
いつもタッチの差でお譲りできなかった皆さん、本当に申し訳ございません!

改めて直接ご相談いただけましたら優先的なご提案も可能ですので、
お気軽にお問い合わせくださいね!

入荷案内ご希望の方はこちらのLINE登録をお願いします!

友だち追加