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2024.03.18

コイン解説&写真

オーストリア

誰もが知っているアンティークコイン「通称『雲上の女神』フランツ・ヨーゼフ1世編①」

みなさんごきげんよう、アンティークコイン投資家の葉山満です。

オーストリアの名品コインとして名高いのが、『フランツ・ヨーゼフ1世の即位60年を記念して発行された100コロナ金貨』です。裏面のデザインから、通称『雲上の女神』という名前で呼ばれています。

額面が高額なことやデザインが美しいことなどから、20世紀のコインとしては破格の高値で取引されており、1000万円前後の値段がつくこともあります。コインのコレクターや投資家たちから非常に注目されているコインなのです。

この記事では、『雲上の女神』の基本情報と、表面に肖像画が描かれているフランツ・ヨーゼフ1世について解説していきます。

なお、裏面の雲上の女神は妻のエリザベートを表しています。エリザベートについては別の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

オーストリア フランツ・ヨーゼフ1世即位60年記念 100コロナ金貨の基本情報

オーストリアのフランツ・ヨーゼフ1世即位60年を記念した100コロナ金貨(通称『雲上の女神』)について、基本情報を整理しておきましょう。

・国:オーストリア
・発行年:1908年
・発行枚数:16,000枚
・素材:金
・直径:約37mm
・重量:約34g
・表面:フランツ・ヨーゼフ1世
・裏面:雲上の女神

『雲上の女神』は、プルーフだと1000万円前後の価格で取引されることもあります。そうでなくても100万円以上で取引されることが珍しくありません。

直径4センチに近い大型のコインであり、金としても重宝できるため、資産防衛にもおすすめです。デザインの芸術性も確かなので、コレクションしても良し、資産防衛や投資目的で保有しても良しのコインです。

フランツ・ヨーゼフ1世とは?

『雲上の女神』の表面に描かれたフランツ・ヨーゼフ1世とはどのような人物だったのかを次回の記事で解説していきます。このコインは彼のオーストリア皇帝即位60年を記念したものなので、彼のことを理解すればコインが象徴する歴史がお分かりいただけると思います。

みなさんにアンティークコインで幸あれ!