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2024.01.15

コイン解説&写真

フランス

有名なフランスの金貨「フランス ナポレオン3世(有冠)50フラン金貨①」

みなさんごきげんよう、アンティークコイン投資家の葉山満です。

「有名なフランスの金貨」といって必ず名前が上がるのが、ナポレオン3世の時代に発行されたナポレオン金貨です。大量に発行されたため枚数が多く、アンティークコインのコレクションを始めたばかりの方でも手に入れやすいコインの一つになります。

資産防衛に向いているコインなので、コロナショック後の資産運用先として注目度が上がると考えられます。値上がりも予想されるので、コレクションを考えている方は早めに行動しましょう。

フランス ナポレオン3世(有冠)50フラン金貨の基本情報

フランスで発行された月桂冠を被ったナポレオン3世の50フラン金貨について、基本情報を整理しておきましょう。

・国:フランス
・発行年:1852年~1870年(ミントマークA、BB合わせて)
・発行枚数:20000枚(1867年BB)
・素材:金
・直径:約28mm
・重量:約16g
・表面:ナポレオン3世
・裏面:2本の剣、鷹、紋章
・参考取引価格:20万円前後

ミントマークBBの50フラン金貨は1862、1863、1866、1867、1868の5年間しか発行されておらず、ミントマークAのコインよりも発行枚数が少なく希少価値が高く評価される傾向にあります。BBはストラスブール、Aはパリの造幣局を表しています。(画像左:Aのパリ 右:BBのストラスブール)

他にもミントマークには種類があり、例えばDの場合はリヨンで作られたことを表します。ただしわずかな枚数しか無く、あまり市場には出回っていません。希少であることは確かなので、AやBBでないミントマークのナポレオン金貨を見る機会があったらコレクションすることを検討していただければと思います。

ナポレオン3世の月桂冠について

(画像左:有冠 右:無冠)

ナポレオン3世の肖像が刻まれたコインには数多くのバージョンがありますが、一つの分類方法が月桂冠の有無です。有冠・無冠で区別しますが、一般的には有冠の方が華やかで人気があります。

次回はナポレオン金貨が大量に発行された理由や、希少価値と人気についてお伝えします。

みなさんにアンティークコインで幸あれ!