2023.07.29
コイン解説&写真
近代
アンティークコインを知ろう!【近代編】
みなさんごきげんよう、アンティークコイン投資家の葉山満です。
今回は近代についてお話したいと思います。
今までの近世までは下記よりお読みいただけます。
近代は、フランス革命が起きた1789年から、第二次世界大戦が終結した1945年までとします。イギリスでは18世紀から19世紀にかけて産業革命が起こり、ヴィクトリア朝が繁栄した時代でもあります。ヴィクトリア女王が統治した時代は世界が最も平和だった時代ということで、「パックス=ブリタニカ」と呼ばれています。
この頃のイギリスで使われていたコインは、現在のアンティークコイン市場で高騰しているものが多いです。代表的なのが「ウナとライオン」という5ポンド金貨でしょう。
近代は、フランス革命が起きた1789年から、第二次世界大戦が終結した1945年までとします。イギリスでは18世紀から19世紀にかけて産業革命が起こり、ヴィクトリア朝が繁栄した時代でもあります。ヴィクトリア女王が統治した時代は世界が最も平和だった時代ということで、「パックス=ブリタニカ」と呼ばれています。
この頃のイギリスで使われていたコインは、現在のアンティークコイン市場で高騰しているものが多いです。代表的なのが「ウナとライオン」という5ポンド金貨でしょう。
近代は、フランス革命が起きた1789年から、第二次世界大戦が終結した1945年までとします。イギリスでは18世紀から19世紀にかけて産業革命が起こり、ヴィクトリア朝が繁栄した時代でもあります。ヴィクトリア女王が統治した時代は世界が最も平和だった時代ということで、「パックス=ブリタニカ」と呼ばれています。
この頃のイギリスで使われていたコインは、現在のアンティークコイン市場で高騰しているものが多いです。代表的なのが「ウナとライオン」という5ポンド金貨でしょう。
【1839年 イギリス ヴィクトリア女王即位記念】
”ウナとライオン” 5ポンド金貨
世界の支配者であった当時の大英帝国において、ヴィクトリア女王は18歳で即位しました。即位記念として記念金貨セットが、1837年から1839年まで400枚だけ発行されました。その中で最大の大きさを誇るのが、ウナとライオンです。
コインの表面にはヴィクトリア女王の肖像が、裏面にはウナとライオンが描かれています。ウナはヴィクトリア女王を、ライオンはイギリスを象徴しており、ヴィクトリア女王がイギリスを勇ましく率いることが表現されています。
ウナとライオンは世界で最も美しいコインとされており、投資対象としても非常に人気が高いです。デザインしたのはウィリアム・ワイオンで、彼がデザインしたコインはどれも価格が高騰しています。
ウナとライオンは有名すぎるほど有名で売れやすいので、普段からよく見かけることはないと思います。ということは、もしも見かけたときは購入のチャンスだと言えますね。
19世紀のイギリスのコインは、全体的に値上がりしている傾向にあります。状態の良いコインに巡り会えたら、投資をしてみるのもおすすめです。
次は現代についてお伝えしていきます!
みなさんにアンティークコインで幸あれ!