COLUMN
コラム

2023.07.19

ロスチャイルド家と日本の関わり

みなさんごきげんよう、アンティークコイン投資家の葉山満です。

今までロスチャイルド家についてお伝えしてきましたが、今回はそのロスチャイルド家と日本の関わりについて少し触れていこうと思います。

ロスチャイルド家と日本の深いつながり

実は、ロスチャイルド家と日本には深いつながりがあります。1923年の関東大震災の復興や、日露戦争の戦費調達、第二次世界大戦後の日本の復興など、ロスチャイルド家は日本に対して資金援助を行なってきたのです。

特に、エドムンド・レオポルド・ド・ロスチャイルドは第二次世界大戦後の日本に対して多大な援助を行いました。日本政府や銀行、企業のトップたちと関係を築き、1961年から91年までの30年間、日本の復興を支援してきたのです。1973年には、日本政府から勲一等瑞宝章が贈られました。

これらの貢献は、日本の国民にすらあまり知らないですよね。ロスチャイルド家には、ペラペラと自分をアピールせず、黙っておく「秘匿」の文化があるのだそうです。さすが、顧客の信用が最も重要な金融業を営む家系ですね。わざわざ自分から自慢しないところも、好感が持てるお金持ちです。

ロスチャイルド家のまとめ

ロスチャイルド家はドイツのフランクフルトの古銭商から始まり、子孫が金融業を継承することで、地球上で一番のお金持ちと言われるまでになりました。シャトーのオーナーとしてブドウを育てたり、日本に資金を援助していたり、桁外れのお金持ちっぷりには驚きます。

随所で見てきたように、ロスチャイルド家の人々は「安く買って高く売る」センスに長けていると思います。他の人が目をつける前に国によって価格差がある商品を見つけたり、将来性を見極めて先行投資したりしています。

このセンスは、一般の個人投資家にとっても重要なものです。投資家として成功するためには、誰よりも早く投資対象を見つけなければならないからです。桁外れのお金持ちであるロスチャイルド家の歴史の中にも、普通の投資家が学べる点は多々あるのではないでしょうか。

そして、そんな大富豪が最初に行い現在まで関わっている古銭商、現在のアンティークコイン投資に目を向けてみてはいかがでしょうか?

みなさんにアンティークコインで幸あれ!